現在、多くの企業ではメールでやり取りではなく、チャットワークやSlackといったビジネスチャットを使用することが多いかと思います。メールなどでは一部のメーラーであれば、予約投稿を行うことができ、WEBツールを使用しないメルマガの一斉送信であったり、節目の連絡などを行うことができますが、これまでチャットワークにはそういった機能がありませんでした。が、この度、チャットワークにも予約投稿機能が実装されました。
今回は、チャットワークの予約投稿機能ってどういったものなのか?について、紹介したいと思います。
チャットワークとは?
チャットワーク(Chatwork)は、日本の企業である株式会社kubell(旧:Chatwork株式会社)が提供するクラウド型のコミュニケーションツールです。このサービスは、ビジネス向けのチャットアプリケーションであり、チーム内のコミュニケーションを効率化し、生産性を向上させることを目的としています。
筆者も仕事で使用し始めて、約8年ほど使用していますが、多少大きなデータであっても難なくやり取りができるため、非常に有効活用しているツールになります。
ユーザー層について
チャットワークのユーザー数は、2024年時点で約60万人に達しています。コロナ禍で仕事の効率化という点に重きをおいた企業も多く、企業はもちろんのこと、ユーザー数も年々増加しており、特に中小企業やスタートアップ企業はもちろんのことですが、大手企業でも使用されているほどビジネス層には広まっているツールといえるでしょう。
新機能:予約投稿について
2024年11月11日にチャットワークに新機能として、予約投稿機能が実装されました。
多くのお客様から、「緊急性の高い連絡ではないが、忘れないうちにメッセージを送っておきたい」というお声をいただいておりました。こうしたご要望に応え、メッセージの送信時間を事前に設定できる機能を開発いたしました。この機能により、相手の稼働時間に配慮しながら、重要なメッセージを送り忘れるリスクを回避し、スムーズなコミュニケーションが可能になります。
引用:https://go.chatwork.com/ja/news/update/202435.html
筆者もよくありますが、「緊急ではないんだけど、忘れないうちに送っておきたい。でも、今のタイミングで送ってしまうと、ライムラインが流れてしまうからなぁ・・・。」というのがあります。そういったときに、この予約投稿機能を使用することで、ユーザー忘れないうちに全体周知として送付することができるし、適切なタイミングを設定することで、タイムラインにも流れることがありません。
予約投稿機能の使い方は?
これまでの使用方法同様に、メッセージを入力したあとに前項のキャプチャとして挿入した「送信日時を選択」を押すと以下のような画面が表示されます。
この画面にて、投稿したい日時を日はカレンダー、日時はプルダウンで選択して、送信日時を設定を押すことで完了となります。
ちなみに投稿は30分後以降のものしかできないのと、1分刻みではなく、10分刻みでしか投稿することができませんので、その点は注意してください。
利用ユーザーに制限がある?
この予約投稿機能は、フリープランのユーザーは使用することができなくて、有料プランを加入しているユーザーしか使用することができません。そのため、「あれ?使えないのかも?」という方は加入されているプランを確認されてみてはいかがでしょうか。
ちなみにビジネスプランは700円、エンタープライズは1,200円となります。社内で使用するユーザー数が10人程度であれば、ビジネスプランでいいかもしれませんね。
まとめ
今回は、ビジネスチャットツール「チャットワーク」の新機能:予約投稿機能について紹介をしました。「忘れないように送りたいけど、今じゃないんだよな・・・。」というメッセージには非常に有効な投稿機能となっているので、ぜひともこの機能を有効活用して、ビジネスを効率的に動かしていきましょう!
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