Web業界にいてたり、個人でブログをされている方であれば、必ず「Google Analytics(以下、GA)」は見ると思います。ただ、初見ではわからない言葉だらけだと思います。ですので、今回はそういった方向けにGA関連で結構出てくるであろうキーワードを羅列しますので、是非とも覚えていってみてはいかがでしょうか。
キーワード一覧
ページビュー数 (PV数)
ユーザーがWebサイト内のページを閲覧した回数のことを指します。ページごとの閲覧回数を把握することで、そのWebサイト内のどのページ、どのコンテンツにユーザーの興味が集まっているのかを確認することが出来ます。
PV数に関しては様々な解析ツールや閲覧環境の影響は比較的受けにくいので、ズレが生じにくい指標になります。ちなみに巨大なポータルサイト(mixi、食べログといったサイト)などでは数十億ビューなどになるそうで、このPV数がWebサイトの規模感を表している目安となっています。
その名の通り、ページを閲覧された回数と覚えておこう!
セッション数
セッションとはユーザーがWebサイトにアクセスして、そのサイトの閲覧から離脱するまでの一連の行動のことを指し、その数のことをセッション数といいます。尚、人によっては「訪問数(訪問回数)」と呼ぶ人もいるそうですね。
ちなみにセッションが切れるのは下記のようなパターンになります。
- そのページで30分以上、操作をしなかったとき
- 日を跨いだとき(閲覧している間に0時を超えてしまった)
- 参照元が変更したとき
それぞれも紹介していきますね。
そのページで30分以上、操作をしなかったとき
とあるWebサイトに19時~19時25分(19時25分にAというページに飛ぶ)までアクセスして、再度21時にアクセスした場合はそのWebサイトのセッション数は2とカウントされます。
逆に19時~19時25分までアクセスして、19時45分に再度アクセスした場合は30分経っていないので、セッション数は1とカウントされます。
※最後にアクセスしたページから30分以上間隔が空いたらセッションが1追加されるということ。
日を跨いだとき (閲覧している間に0時を超えてしまった)
タイトルにも書いてしまって、既にネタバレな感じですが、 例えば、5月4日23時55分にWebサイトを閲覧して、5月5日0時00分になった瞬間に4日のセッションが切れて、新しいセッションになります。
参照元が変更したとき
別の参照元から同じWebサイトにアクセスした場合にセッションが2とカウントされます。
どゆこと・・・汗
分かりやすく説明すると、このWebサイトをGoogleなどの検索サイトからアクセスして、その後、広告枠からアクセスした場合にセッションが2とカウントされます。
要は最初にアクセスした方法とは異なる経路でアクセスしたら参照元が変わるってことだね。
新規セッション率
その名の通り、全セッション数のうち、初めて訪問してきたユーザーの割合のことを指します。
新規セッション率の計算式ですが、
新規セッション率(%)=(新規ユーザーのセッション数÷全セッション数)×100
ユニークページビュー数
同一セッション内で同一ページを複数回見ても、重複してカウントしないページビュー数のことを指します。
例えば、「ページA→ページB→ページA」とみた場合に行く言葉が
「ページビュー数は2ですが、ユニークページビュー数は1です!」
と言うのが正しいものになります。
ユーザー数
自身が指定した期間内に対象のWebサイトにアクセスしたユーザー数のことを指します。(いくら見ても1カウントということ。)
尚、同一人物が使用ブラウザやデバイスを変えたり、Cookieを削除した上でアクセスしたりすると追加で1カウントされます。
例①
Google ChromeでAというWebサイトを閲覧していて、その後にMicrosoft edgeで同じサイトにアクセスした場合、ユーザー数は2とカウントされます。
例②
同じくGoogle ChromeでAというWebサイトを閲覧していて、Cookieを削除した後に再度、AというWebサイトにアクセスした場合、ユーザー数は2とカウントされます。
ちなみに人によっては「訪問者数」や「ユニークユーザー数(UU数)」と言われる方も多いです。
新規ユーザー率・リピーター率
全ユーザーに占める割合のうち、新規ユーザーを「新規ユーザー率」、リピートユーザーの割合を「リピーター率」と言います。合計したら100%になります。
そのまんまですね。
直帰率
直帰率とはウェブサイトの入り口となったページ(トップやLP)だけ見て、その他のページを見ずに他のサイトに移動してしまった割合のことを指します。
尚、サイト全体の直帰率は全体のセッションから直帰した数の割合で求められます。
サイト全体の直帰率(%)=(直帰数÷セッション数)×100
尚、ページごとの直帰率を計算したい場合は「サイト全体」の部分をページに変更すると計算できますよ。
離脱率
該当ページビュー数と離脱数の割合のことです。こちらはページビュー数単位で計算することに注意です!
離脱率(%)=(離脱したページビュー数÷ページビュー数)×100
ちなみにこの離脱率の高いページがサンクスページなどであれば問題はないのですが、トップページや、本来見せたいページなどであれば大問題なので、その場合は早急に対策する必要がありますね。
まとめ
この記事ですが、僕が初めて4月5日に本格的に学んでいこうとして、アップした記事になります。さすがに文体もひどいものではありましたし、中身に関しても少しあいまいな部分もあったので、リライトしました。
本ブログでもアナリティクスの数字を見るんですが、見ていくだけでも意味が理解していくので、言葉の意味を覚えようとするのであれば、個人でもいいので、WordPressでブログを立ち上げてみてはいかがでしょうか。そうすることで、どのページが弱いのかなども確認することもできますしね。
また、そういうのもあまり苦手な方に関してはGoogleがアナリティクスのデモアカウントのデータを見ることができるので、そこで確認されてみてはいかがでしょうか。
尚、上記はヘルプページなので、そこからデモアカウントのページに飛ぶことができます。
こういう時代なので、アナリティクスの書く用語を覚えておくだけでも非常に優位に立つこともできるので、是非とも覚えておきましょう。
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