皆さんは、令和時代に登場した話題の将棋マンガ「バンオウ-盤王-」をご存じでしょうか。過去にヒカルの碁や、ハチワンダイバーといった日本のボードゲームを題材にした作品がありますが、この作品は2022年12月からジャンプ＋で連載が始まった新鋭の将棋マンガです。
スポーツやバトルがメインの少年漫画にしては、将棋を題材にするのは少し地味な感じもしますが、将棋×吸血鬼が組み合わさったストーリーと、主人公の将棋に対する純粋な情熱に人間との葛藤なども描かれた結果、非常に引き込まれる展開に毎回驚きを隠すことができません。
今回は、ジャンプ＋でも読める「バンオウ-盤王-」について、どのような作品なのかを紹介していきます。
「バンオウ-盤王-」とは？
「バンオウ-盤王-」は、2022年12月から少年ジャンプ＋で連載が始まった将棋を題材にした漫画で、原作は綿引智也、作画は春夏冬画楽、第31話からは棋士の梶浦宏孝が監修に加わっています。2024年2月時点では、単行本が5巻まで発売されており、ジャンプ＋の曜日別ランキングでも常に上位にランキングするほどの人気作です。
ちなみにジャンプ＋には、バンオウの他にもSPY×FAMILYやチェンソーマン、推しの子といった話題作が多数連載しています。どのようなアプリなのかは以下で紹介しています。
あらすじ
正体を隠し三百年間将棋を指し続けてきた吸血鬼･月山元は、将棋教室再建のために竜王戦の出場を目指す。アマチュア竜王戦決勝トーナメントまで勝ち進んだ月山は熱き天才・塩田やアマチュア最強の宮内を相手に…!? 一方､月山の旧知の吸血鬼・鈴木は吸血鬼ハンターの女性に遭遇、街に大きな被害が生じるが…!?
引用：Amazon商品ページ
「バンオウ-盤王-」の主人公は月山元という吸血鬼で、彼は三百年前に将棋に出会い、その奥深さに魅了されました。しかし、吸血鬼であるが故に、人間とは違って成長しない彼は、将棋の世界に飽きてしまいました。しかし、再び、彼が将棋に熱中するきっかけとなったのは、馴染みの将棋教室が経営難に陥ったことでした。月山は教室を救うために、最高峰の棋戦・竜王戦に挑戦することを決意します。
吸血鬼の弱点の日光に弱いという点と、体力も人間より劣るというハンデを背負いながらも、竜王戦に出場しているプロ棋士や、実力者のアマなどと戦いながら頂点を目指すというストーリーです。
将棋を知らないが楽しめるのか？
こういった専門的な作品はその題材のルールを知っていないと楽しめないことがあり、さらに将棋や囲碁などのプロがいるようなモノであれば、さらに複雑になってくるので、読者としてのハードルが高いかと思います。
しかし、「バンオウ-盤王-」に関しては将棋の戦略などは詳細に書かれてはおらず、どちらかというと、主人公：月山と対峙する棋士たちの生きざまなどをベースに描かれているので、そこまでハードルは高くないのと、そういった視点なので読者としては引き込まれやすいかと思います。
ヒカルの碁と同じように、この作品をきっかけに将棋に興味を持ってもらえればというスタンスなので、将棋をあまり知らないという方でも安心して読むことができます。
ジャンプラで無料で読める！
バンオウ-盤王-は、ジャンプ＋(ジャンプラ)で毎週金曜日に最新話が更新されますが、最新話は無料で読むことができます。また、1話からも初回であれば、無料で読むことができるので、気になった方は一度、1話から読まれてみてはいかがでしょうか。
次に来るマンガ大賞2023 受賞！
次に来るマンガ大賞とは、niconicoとダ・ヴィンチが創設したユーザー参加型のマンガ賞です。2014年から毎年開催されており、すでに売れているマンガではなく「次に流行るであろうマンガ」の発掘・紹介を目指しています。過去には社会現象とまでなった推しの子やSPY×FAMILY、薬屋のひとりごとといった作品が受賞されております。
尚、バンオウは2023年のWebマンガ部門のU-NEXT賞に受賞しています。
ちなみにU-NEXTって？
U-NEXTとは映画、ドラマ、アニメ、バラエティ、ドキュメンタリー、スポーツ、ニュース、音楽、カラオケ、電子書籍、マンガ、雑誌など、幅広いジャンルのコンテンツを配信している 日本国内で最も人気のある動画配信サービスの1つです。
月額2,189円（税込）と他の動画配信サービスと比べて、若干値段が高めの設定ではありますが、他と異なるのはファッション雑誌から漫画情報誌、音楽雑誌などが読み放題という点と、18歳未満は使用不可ですが、アダルトコンテンツなども見放題のため、2,189円というのはかなり安いのではないでしょうか。
ちなみに毎月有料課金用として1,200ポイントが付与されるので、実質は900円でアニメやドラマ、映画を見ることが可能です。ポイントは課金コンテンツに使用したり、様々なポイントに変換して、買い物にも使用することができます。
まとめ
今回は次に来るマンガ大賞2023に受賞した、ジャンプ＋で好評連載中の将棋マンガ「バンオウ-盤王-」について、紹介をしました。吸血鬼×将棋という組み合わせですが、ストーリーとしては将棋を中心に王道の少年漫画のため、将棋をあまり詳しくないという方でも読みやすい作品となっております。
ヒカルの碁、ハチワンダイバーに次ぐ、囲碁・将棋ジャンルの大ヒット作となるのでしょうか？個人的にはアニメ化になれば、かなり跳ねる作品かとは思っております。
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