2009年から2014年の5年間、週刊少年ジャンプで連載した「べるぜバブ」でおなじみの田村隆平先生が、小学館に移籍し、月刊サンデーGX(小学館)で連載中の最新作「COSMOS(コスモス)」という作品を連載していますが、多くの人気漫画家が絶賛しているほど話題なのをご存知でしょうか。
本作は、宇宙人専門の保険会社「COSMOS」を舞台に、嘘を”臭い”で見抜ける高校生・水森楓と、謎の少女・穂村燐が織りなすSFヒューマンドラマ。これまでの田村作品とは一味違った世界観で、多くの漫画ファンを魅了しています。
「COSMOS」のあらすじ

主人公・水森楓は、人が嘘をつくと”臭い”でそれを感知できる特殊な能力を持つ高校生。しかし、その力のせいで他人と距離を置く日々を送っていました。そんな彼が失踪した友人・相澤を探している最中、謎の女子高生・穂村燐と出会います。
燐は「相澤の失踪は宇宙人の仕業」と断言し、自身が宇宙人専門の保険会社「COSMOS」の調査員であると名乗ります。最初は半信半疑の楓でしたが、次第に燐の言葉が現実味を帯びていき、彼は想像を超えた事件へと巻き込まれていくのです。
田村隆平といえば「べるぜバブ」
田村隆平先生といえば、2009年からの5年間、週刊少年ジャンプで連載され、アニメにもなった「べるぜバブ」が代表作ですよね。ヤンキーの男鹿辰巳が、魔界の王の息子・ベル坊を育てることになり、ヤンキー同士の対決やら、悪魔が関わっていたりなどの学園コメディー系バトル漫画でしたね。



筆者的にべるぜバブのコメディ寄りの印象が強いため、このCOSMOSを読んだときは「本当に同一作者なのか?」と思ってしまうほどでした。
「COSMOS」の評価は?
「COSMOS」はこれまでに様々な名作がノミネートされた「次にくるマンガ大賞」で、2024年、2025年の2年連続でWEBマンガ部門でノミネートされており、業界でもかなり話題の作品となっています。また、単行本の帯に著名作家からのコメントが寄せられており、1巻ではBLEACHの久保帯人さん、2巻は「うしおととら」「双亡亭壊すべし」の藤田和日郎さん、3巻にはアニメ:遊戯王の「武藤遊戯」役を演じた風間俊介さん、4巻は「鋼の錬金術師」「黄泉のツガイ」の荒川弘さん、5巻には犬夜叉やうる星やつら、めぞん一刻といった数多くのヒット作を生み出した高橋留美子さんがコメントを出しています。



かなり面白くなければここまでの評価はされないと思いますし、よくあるリップサービスだけであれば、自身の評価を下げる可能性もあるので、ここまでの評価は珍しいかと思います。
「COSMOS」を読む方法
このCOSMOSは小学館の漫画アプリ「サンデーうぇぶり」、または「マンガワン」にて全話無料で読むことができます。いずれも広告を視聴することで付与されるチケットがあれば、一気に読むことができるので、気になる方はまずはそれらで読んでみて、その後、単行本を読まれてはいかがでしょうか。
まとめ
田村隆平先生の「COSMOS」は、『べるぜバブ』のファンはもちろん、SFやヒューマンドラマ好きにも刺さる新時代の漫画です。サンデーうぇぶり、マンガワンで無料で読めるので、気になった方はぜひチェックしてみてください!
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