【EC-CUBEとは?】オンラインショップ用システム国内シェアNo.1のECCUBEについて解説します。~2系?3系?4系?ってナニ?~

【EC-CUBEとは?】 オンラインショップ用システム国内シェアNo.1のECCUBEについて解説します。 ~2系?3系?4系?ってナニ?~Webマーケティング

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で不要不急の外出を控えなければいけないため、実店舗でモノを購入するという行為が減る一方で、オンラインショップで購入することが多く増えていることが多いのではないのでしょうか。

この記事をご覧いただいている方でもオンラインショップを開設しようかと思われている方も多いのではないのでしょうか?そこで今回は日本発で国内シェアNo.1の「EC-CUBE」について解説していこうと思います。

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EC-CUBEとは一体?

てるるブログ、EC-CUBEの画像
引用:EC-CUBE公式サイト

EC-CUBE(読み方:イーシーキューブ)は株式会社イーシーキューブという大阪に本社を置く会社が開発し、2006年にリリースしたオンラインショップ専用のシステムです。

35,000サイトもこのEC-CUBEを使用してオンラインショップが開設され、国内シェアNo.1という根強い人気があります。(参照:ECのミカタ)

ECサイトを構築するのであれば、futureshopやShopifyなどもありますが、これらは月額使用料が必要となりますが、このEC-CUBEに関しては基本的には無料で使用できることができたり、カスタマイズやデザインなども自由にできるということから、ブランドを確立させたい会社などから人気が出てきているかと思います。

EC-CUBEを使用してオンラインショップを開設する場合は、サーバーやドメインを別途使用する必要があります。また、機能を追加させるプラグインはモノによっては有料になりますので、完全に無料というワケではありません。
てるる
てるる

ホントに無料でオンラインショップを開設したい場合はBASEを使用したほうがいいですね。ただ、ほとんどデザインはテンプレートですが・・・。

なぜ、EC-CUBEが人気なのか?

EC-CUBEが様々な企業で利用される理由とは一体なのか?ということを考察してみました。

無料でインストールすることができる

大手のオンラインショップ用システムであれば、月額利用料などが必要となりますが、EC-CUBEはオンラインショップ用のオープンソースのシステム(要は営利目的は無いので、誰でも無料で使えるシステムのこと。)なので、様々な人が手を出しやすいです。

本当に追加機能の追加やデザインは自分でできるということであれば、無料でオンラインショップを開設することができます。

「日本発」という安心感

多くのオープンソースは海外発のモノが多いので、品質に対する若干の不安であったり、そもそも英語しか載っていないことが多いので、避ける人が多いですよね。ただ、このEC-CUBEに関しては大阪の企業がリリースしたので、当然マニュアルも日本語ということでハードルも下がりますよね。

そういうこともあり、国内35,000店舗のオンラインショップを開設し、国内シェアNo.1を獲得したのでしょう。

コミュニティが充実している

EC-CUBEを利用(作成)している会社・個人も多いので、EC-CUBEの専用コミュニティが開設しており、そこでの情報交換や質疑応答が活発に行われているようです。

てるる
てるる

Googleのコミュニティみたいなものですよね。

基本的な機能が付いている上にカスタマイズも充実

EC-CUBEは基本的な機能があらかじめ実装されているので、インストールして基本設定さえしたらすぐにオンラインショップでモノを売ることが可能です。また、デザインの自由度も高く、追加機能に関してもプラグインを入れたら実装可能です。(ただし、有料です。)

さらに、プラグインを入れても追加できそうにない機能に関してはプラグイン自体をカスタマイズすることもできるという自由度も魅力の一つと言われています。

てるる
てるる

そういったカスタマイズなどの情報交換に関しては、コミュニティで行われているみたいですね。

バージョン違いの説明

EC-CUBEには定期的にバージョンが更新されています。ここでは現在も使用されている2.0系、3.0系、4.0系の違いについて解説したいと思います。

EC-CUBE 2.x系

2006年にリリースされ、現状使用されてい るバージョンの中で最も古く、今も尚、更新され続けている根強い人気のあるバージョンになります。 様々な有志から数多くの追加プログラムが開発され、汎用性も高いです。そのため、デフォルトのプラグインでは対応できない部分があったとしても、カスタマイズすることが可能な ので、ある程度の無理は可能なバージョンとなります。

デメリットとしては10年前にリ リースされたバージョンになるので、管理画面などが若干古いデザインとなります。

ちなみに使用されているフレームワークはPEARベースのフレームワークとなっております。

EC-CUBE 3.x系

2015年にリリースされたバージョン。

2.x系では対応していなかった、レスポンシブウェブデザイン(SP表示)に対応しました。 ただ、2.0系より構造が複雑という点であったり、セキュリティ面でも不安な点が目立ったこともあり、利用するユーザーが少なくなったようです。

尚、2.x系のPEARベースのフレームワークからSymphonyをベースとしたsilexというフレームワークを使用されています。

EC-CUBE 4.x系

2018年にリリースされた、2021年時点で最新のバージョンです。

3.x系の指摘されていた部分の改良がされたバージョンになります。 最新バージョンということもあり、デザイン や購入フローなども今どきの構成となっているのが特徴です。そのため、シンプルな構成でも大丈夫という方であれば、このバージョンをお勧めします。ただ、リリースされてそこまで経っては いないので、プログラムの汎用性がそこまで高くはないです。

尚、フレームワークはSymphonyを採用しています。

まとめ

今回はオンラインショップ用のシステムで国内シェアNo.1である「EC-CUBE」について紹介しました。やはり、日本発という点でも利用するのにかなりの安心感が出てきますよね。しかも個人的には大阪の企業ということもかなり親近感がわきます。

是非ともこれからオンラインショップを開設しようとしている方は是非とも参考にしてみれはいかがでしょうか。ちなみにEC-CUBEには公式の制作パートナーというものもありますので、気になる方はこちらから確認して見れはいかがでしょうか。

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