世界的大ヒット「進撃の巨人」が別冊少年マガジンで連載するきっかけとなった「絶望コンペ」で10年振りに通過した話題作「十字架のろくにん」ですが、GoogleやYahoo!などの検索エンジンのサジェストで「十字架のろくにん 打ち切り」というクエリが上位にされることがあります。
現在、既刊14巻でシリーズ累計300万部を超え、マガポケの読者人気ランキングでも常に上位に入るほどの人気作に打ち切りになる要素があるのか?はたまた、それは事実なのか?という疑惑について、今回は解説していきたいと思います。

月額550円で今話題の作品から、過去の名作まで約5,500作品が見放題!初月無料の今に要チェックです!



十字架のろくにんとは?



「十字架のろくにん」とは、講談社が運営をしている「マガポケ」で連載中の中武士竜先生の初連載作品です。世界的大ヒット作の「進撃の巨人」が別冊少年マガジンで連載するきっかけとなった「絶望コンペ」にて、同作以来10年振りに通過したのが話題となりました。
ストーリーはいじめっ子を拷問するシーンなど、高校生が主役となるのでそういったシーンもあまりにもリアリティがあるグロテスクさが満載なので、読者を完全に選びますが、緊張感のある拷問シーンと、ポップな絵柄の日常シーンのふり幅が人気の1つといえるでしょう。
詳しくは、以下の記事で紹介をしているのでご覧ください。

「十字架のろくにん」打ち切りの噂とは?
現在、マガポケの読者ランキングでも常に上位に位置している「十字架のろくにん」ですが、なぜ、打ち切りの噂が出ているのか?それについて、この項目で紹介していきます。
打ち切りの噂の真実とは?
この「十字架のろくにん」は、「絶望コンペ」という別冊少年マガジン編集部が開催しているコンペで通過したのをきっかけに連載が始まり、2020年から「別冊少年マガジン」にて連載が始まりました。また、マガポケでも同時並行で掲載がされていました。
当初、進撃の巨人が連載するきっかけとなった「絶望コンペ」にて10年振りの通過したということもあり、かなり話題にはなりましたが、そのリアリティのあるグロテスクさが原因なのか、一巻の売上があまりにも芳しくなかったようです。そのため、講談社からはその売上から打ち切りが持ち掛けられたようですが、実は同時並行で掲載をしていたマガポケでの売上と閲覧数がかなり高かったことから、別冊マガジンでの連載ではなく、マガポケでの連載を打診されたようです。その際、二つ返事で了承したようで、2020年11月からマガポケでの連載がスタートしました。



上記のことから、この「十字架のろくにん」自体は連載打ち切りにはなってはいませんが、紙媒体から電子媒体に移行したことから打ち切り疑惑が出たようです。
売上が芳しくなかった理由とは?
ストーリー的にはかなり盛り上がるであろう別冊少年マガジンで掲載していた1話~8話までの売り上げが芳しくなかった理由とは一体何なのでしょうか?



あくまでも筆者目線で解説していきたいと思います。
当時の連載漫画と逆の方向性だったから
2020年3月ごろに別冊少年マガジンで連載されていた漫画は以下になります。
- アルスラーン戦記
- オリエント
- 彼氏時々彼女
- 菌と鉄
- 軍靴のバルツァー
- 将棋の渡辺くん
- 新本格魔法少女りすか
- STUNTS 9番目のゴースト
- 杖と剣のウィストリア
- トモダチゲーム
トモダチゲームはまだ似たような方向性ではあるのですが、そのほとんどが冒険モノやファンタジー系で、サイコサスペンス系統である十字架のろくにんはそれらを読んでいた層にはハマらなかったのかと。そのため、SNSなどでも拡散されずに埋もれていった可能性があります。
読者を選ぶストーリーと作画
いじめっ子に死をもって復讐するというストーリーから、かなりグロテスクなシーンがたくさんあります。そのため、かなり読者を選ぶと思います。マガポケでざっとまとめられておりますので、一部をご覧いただければと(閲覧要注意)。
尚、拷問シーンもシュールな一部シュールな笑いも散りばめられているので、そこまで緊張感をもって読まなくても大丈夫かと。ただ、こういったグロテスクなシーンがたくさんある作品と電子媒体というのは非常にマッチしているので、そういった意味ではマガポケに移籍したのは大正解だったでしょう。



月額550円で今話題の作品から、過去の名作まで約5,500作品が見放題!初月無料の今に要チェックです!



まとめ
今回は「十字架のろくにん」の打ち切り疑惑について解説しました。作品自体は打ち切りになってはいませんが、連載媒体が雑誌媒体から電子媒体に移行したということもあり、そのように勘違いされた方も多く、それが原因だと思われます。
ただ、この作風だと電子媒体に移行したのが功を奏したのか、今では300万部の大ヒットとなっており、マガポケでの連載ランキングでも常に上位に立っております。是非ともこの調子で頑張っていただければと思います。
コメント