様々な企業にて広報ツールであったり、リファラㇽ採用などの目的でTwitterやinstagramなどのSNSの活用を始めていますが、正直、どうやって運用していくのかわからないという企業が多く、SNS運用を代行を行う企業が多く増えております。
筆者自身も、様々な企業のSNS提案を行う際、ある程度精通しているというのをアピールできればということで、2020年12月中旬にSNSマーケティングに強い株式会社コムニコが2016年11月29日に設立した一般社団法人SNSエキスパート協会が開催をしている「SNSエキスパート検定」を取得してきました。
今回は筆者自身の実体験から、SNSエキスパート検定とは一体?という点から、受講方法、内容、合格通知などの一連の流れを紹介したいと思います。
SNSエキスパート検定とは
「SNSエキスパート検定」とは「一般社団法人SNSエキスパート協会」が企業・団体向けのSNSマーケティングの知識などのセミナーを開催しているプログラムのことです。この協会の本検定の位置づけとしては以下のように定義されております。
「SNSエキスパート検定」は、企業・団体向けのSNSマーケティングの知識・方法を習得するための検定プログラムです。 初級では、SNSマーケティングに必要な用語、概念、考え方、注意点といった基礎的な知識の習得を目指します。 また上級では、基礎知識に加えて、コンテンツのアイデア発想法や広告の出稿プランなど、より具体的な実践スキルを身に付けることを目的としています。いずれも、企業・団体のSNS担当者様や広告代理店でデジタルマーケティングを担当されている方におすすめです。 講座受講後に試験を受けていただき、合否を判定いたします。
公式サイトより:https://www.snsexpert.jp/sns-expert/
上記にあるように、SNSエキスパート検定には「初級」と「上級」の2つに分かれており、初級が「そもそもSNSってどういうモノ?」というところから、各SNSごとの運用方法や炎上しないようにするためには?ということを学びます。上級は「実践的なSNSマーケティングとはどういうものなのか?」という実務向けに広告運用や効果測定、炎上時の対処方法について学びます。
尚、それぞての検定料は以下のようになります。
- 初級SNSエキスパート検定→受験料:11,000円
- 上級SNSエキスパート検定→受験料:110,000円
初級と上級の受験料の違いに驚きですね・・・。
実際に受講してみました。
筆者が受講したのは2020年12月19日(土)に開催された「初級SNSエキスパート検定」です。ちなみにTwitterで受講することをつぶやいたら、この検定の登壇者である後藤 真理恵氏から以下のような引用RTを貰いました。
2017年にスタートした「初級SNSエキスパート」史上初の土曜開催です ☞ 12月19日(土)お見逃しなく✨ https://t.co/dk3Ze3cfw8
— 後藤 真理恵📕『デジタル時代の実践スキル SNS戦略』増刷・SNSエキスパート協会代表理事 (@marie111r) December 13, 2020
上記のリツイートを見ると、筆者が受講したときは土曜日開催が初めてだったようです。ですが、今では定期的には土曜日開催も行っているようなので、平日に休んで受講しに行けないという方でも安心して受講することができますね。
受講前日
受講する前日の15時くらいまでに、申し込んだ際に入力したメールアドレス宛に講座で使用するPDFとZoomのURLが配布されるので、無事に届いているのかを確認するようにしましょう。
尚、PDFに関しては画面共有で映し出され、解説と共に進んでいくので、正直届いてないくても問題はありませんが、受講後に見返しても勉強にはなるのでやはり、確認をしておきましょう。
万が一、届いていない場合は受講開始までに問い合わせてください。また、PDFに関しては著作権などの関係で、一部空白になっておりますが、映し出されるPDFにはそれらも保管されています。
受講当日
筆者は土曜日の13時からの受講だったので、Zoomを開いて待機しておりました。
普段、利用されている方は問題はないかとは思いますが、筆者は普段仕事で使用している以外のPCを使用したため、Zoom自体の更新が掛かり、少し遅れて参加してしまうという失態を犯してしまいました。。。
講座が始まるとSNSとは一体何なのか?から、具体的な企業がSNSを運用して成功した事例、逆に炎上してしまった原因など、具体的な事例を出していただきながら、講座は進んでいきました。
ちなみに理事長の後藤先生(@marie111r)が途中休憩を挟みつつも3時間も話し続けている一方で、チャット機能で理事の本門さんが補足説明を入れていただけるので、非常に分かりやすい内容でした。
講座終了直前に申し込み時に入力したメールアドレス宛に試験用のURLが配布されます。ちなみに試験方式としては、今はどのようになっているのかは不明ですが、当時はGoogleアンケートを利用した試験となっておりました。
ちなみに試験の難易度としては、受講内容をしっかり聞いておけば問題ないですし、普段、SNSを利用していれば解ける難易度となっています。
合否待ち
試験後、大体一週間を目途に合否通知メールが届きます。
筆者の場合は5日後のクリスマスイヴの15時に登録したメールアドレス宛に届きました。
合格メール内には名刺などに挿入することができる、ロゴマークのデザインデータをダウンロードすることができるURLが送付されますので、そこからダウンロードしましょう。※PDF、espなどの形式でダウンロードすることができます。
ちなみに一般的には公表されておりませんが、テスト内容であったり、Twitterなどで検索してみると、そこそこ合格率は高いようです。
初級SNSエキスパート検定を受けようとした理由
当初、筆者がこの資格を取ろうと思った理由が以下の二つにあります。
- 単純にWeb関連の資格を増やしたかった
- 社内でのSNS運用に対しての説得材料
この項目ではこの2つについて書いてみたいと思います。
単純にWeb関連の資格を増やしたかった。
現在、ウェブ解析士を所持しているのですが、SNSマーケティングの需要が高まっている中で、もう少し専門的な知識を入れておきたかったためです。その中でも以前、SNSマーケティングで最大手の株式会社ホットリンクの飯高雄太さんが出版された「僕らはSNSでモノを買う」を読んで、SNSマーケティングに興味を抱いたからです。
ちなみにこの本に関しては対談形式で話が進んでいくので、あまり本を読むのが苦手という方でもかなり読みやすいかと思います。
社内でのSNS運用に対しての説得材料
Web制作会社であれば、ほとんどが個人のアカウントか企業の公式アカウントを保有しております。そのアカウントから情報発信を行っていくことで、企業としてのブランディングやアカウントが増えることによってのリーチが広がるのが見込めます。実際に大阪にあるトゥモローゲート社は社員全員がアカウントを保有しており、情報発信を行っていくことで、元々は採用ブランディングのみの会社だったのがSNSマーケティングまで事業を拡大しています。
筆者も自社ブランディング向上と、採用を目的とした動きを行うためにSNS運用の提案を行おうとしましたが、何もなしに提案しても通らないだろうなとは思っているので、この資格を取得して説得材料にしようと思いました。
が、やはり敬遠されてしまった結果、取得してもNGと言われましたね。最初は面白そうだからといって、受講料払うから取れば?という流れだったのに結局は自腹でしたね。笑
まとめ
最近はSNSプロモーションに力を入れていこうとする企業もだんだんと増えてきているので、その提案を行う際にSNS関連の資格を取得しているというのは非常に刺さっています。が、「初級SNSエキスパート検定」のロゴの「初級」の部分が目立っているので、そこは改善してほしいなーというのが個人の感想ではあるのですが・・・。笑
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