Web制作会社にいるとよく「Webサイト」や「ホームページ」という呼び方が混雑していますが、皆さんはこの2つの違いをご存じでしょうか。
いや、呼び方の違いじゃないの?
このように思われる方も多いかもしれませんが、実は似ているようで似ていないこの2つの言葉。今回はこの2つの言葉について解説していきたいと思います。
Webサイトとは?
Webサイトというのは1つのドメイン内にあるページの集合体のことを指します。ちなみにそのページの名称を「Webページ」と呼びます。
ちなみに今、ご覧いただいている、このてるるブログは「Webサイト」になり、このページは「Webページ」となります。
大体が上記をイメージしてもらえればと思うのですが、トップページや記事ページ、問い合わせページといったWebページをひとまとめにしたものを「Webサイト」と呼びます。
でも、会話の中では「サイト」っていうことが多いですよね。
ホームページとは?
実はホームページには制作には2つの意味があります。
- Webサイトのトップページのこと
- ブラウザを開いたときに最初に表示される(設定をした)ページ
上記の一つ目の意味を見てわかるように、実はホームページ=トップページなんですよね。なので、コーポレートサイトでもトップページへ戻るボタンのことを「ホームへ戻る」と記載しているのもそこが由来なんですね。
ただ、Webサイトのことをホームページと呼ぶようになったのは一説には1994年に発売された「ホームページ・ビルダー」という、誰でも簡単にサイト制作ができるツールの影響なのでは?とも言われています。
ちなみに2つ目の意味で書いてある、「ブラウザ」という言葉が分からないという方は以前に「「ブラウザ」とは一体?主なブラウザをまとめてみた!」という記事を書いたので、そちらを詳しくはご覧ください。
結論
厳密にいえば、Webサイト≠ホームページなのですが、多くの人はWebサイト=ホームページという認識なので、そこまで目くじらを立てて指摘する必要もないです。
実際、Googleトレンドで比較してみてもホームページの方で圧倒的に検索されていると分かるので、制作会社さんでも「Webサイト制作しています。」というよりかは「ホームページを制作しています。」とSEOでも有利になるので、そのように記載している会社さんが多いですよね。
ちなみにGoogleトレンドの使い方についてはこちらも以前、それにまつわる記事を書いたので、そちらをご覧ください。
まとめ
今回はWebサイトとホームページの違いについて書いてみましたが、結論でも書いたように世間一般的にはどちらも一緒の意味で使用されているので、気にすることはありません。
ちなみに前職のWeb制作会社で、お客さんと電話している際に相手に合わせて「ホームページ」という表現を使用していたのですが、当時の社長から蹴られて、30分くらい「ホームページって言うな!Webサイトって言え!!!」とネチネチ言われ続けたのを思い出しました。笑
ちなみにWebサイトとホームページの違いって何ですの?詳しいんですよね?
と聞いてみたんですが、「Webサイトの方がプロっぽいやろ!!!なんか文句あんのか?」と逆切れされましたね。。。
まぁ、どうでもいいんですけどね。笑
個人的にお客さんに合わせて表現を変えるのが本当のプロだと思いますので、皆さんもそうされてみてはいかがでしょうか。
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