南海トラフ巨大地震という漫画はご存知!?今だからこそ備えで読んでおきたいマガポケで連載中の作品。

南海トラフ巨大地震という漫画はご存知!?今だからこそ備えで読んでおきたいマガポケで連載中の作品。その他

2024年8月8日に宮崎県の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生し、その日の夜に気象庁から「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」という注意報のようなものを初めて発表されました。筆者も生まれてからずっと大阪に住んでおり、変な意味ではないですが、身近な言葉となっていますが、この注意報を目にして初めて、危機感を持ち始めました。

ただ、幸いにも大きな地震にあっていないという方もいらっしゃるかと思いますが、そういう方のためにも綿密な取材を基に描かれた原作:biki、作画:よしづきくみちの「南海トラフ巨大地震」という漫画をご覧になってはいかがでしょうか。

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そもそも「南海トラフ巨大地震」とは?

南海トラフとは、四国から駿河湾にかけての海域で、太平洋プレートがフィリピン海プレートの下に沈み込んでいる場所のことです。この場所で、プレートがひずみを蓄積し、それが限界に達すると、大きな地震が発生すると考えられており、近い将来に必ず発生すると言われる巨大地震になります。

被害としては地域は九州から静岡までで、推定死者は32万人、被害額としては220兆円という国家予算レベルの被害が出るようです。そうなると、日本という国自体が危うくなるレベルかと。

漫画「南海トラフ巨大地震」とは?

現代ビジネスで1,000万PVを超えた記事をコミカライズした原作:biki、作画:よしづきくみちの作品「南海トラフ巨大地震」という作品をご存知でしょうか。2023年8月30日に第一巻が発売され、2巻は2024年8月1日に発売されたばかりの作品となります。現在は、講談社の漫画アプリ「マガポケ」で毎週火曜日に更新されており、無料で読むことが可能です。

あらすじ

「現代ビジネス」で10,000,000PV超えの異色の話題マンガ!
2025年 2月11日 15時07分、「南海トラフ巨大地震」発生--。
そのとき、名古屋港にいた主人公・西藤 命(さいとう めい)は、変わり果てた街の姿を目にする。
「大津波警報」が発令されるなか、安全な高台へ逃げようとする命。
ところが、そばには「ケガを負って動けない高齢者」が……。
見捨てるか、それとも助けるか。
迫られる究極の決断。
そして襲い来る「見えない津波」の恐怖。
いつか必ず起こる未曽有の災禍。そのとき、いったい何が起きるのか?
どうすれば、生き延びることができるのか?
綿密な取材に基づいて描かれた「いつか起こる震災のリアル」。
これは、「そのとき」が来る前に知っておかなければならない「現実」。

引用:https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000381394

自分の人生に絶望した西藤 命が何もか潰れてしまえと思ったその時に巨大地震が発生し、自分の命を守るために他人の命を見捨てるのか・・・。そういった突然訪れる危機に対しての心理やまわりの状況がリアルに描かれています。

読むべきポイント

この作品については、普段、防災の意識が低い人達に目線を合わせているのかと思いますが、そういった方向けにどういう状況が発生したらまずいのか、津波が押し寄せている中で車に乗ることの危険、そして、脱出方法なども記載されており、読んでいく中で自分自身の頭でシミュレーションすることができます。

また上記に挙げたような、その場にいるときのシミュレーションのほか、各地域ではどのような被害が起きるのか?というのも描かれており、今回の舞台となっている東海地域以外の方もその恐ろしさを感じ取ることができるかと思います。

こんな人におすすめ

この作品自体は防災意識を高めるための作品となっているので、地震大国と言われている日本国民全員に見てほしいものになります。

てるる
てるる

ちなみに地震をテーマにした「東京マグニチュード8.0」は地震をきっかけにきょうだい愛や、家族とのつながりというのを再確認するものになるので、また別路線の作品となります。

最後に

この30年の間で必ず起きると言われている南海トラフ巨大地震ですが、我々にはいつ来るのか?というのを知る方法は一切なく、地震が発生してからわかるものになります。そのため、こういった地震をテーマにした作品をきっかけにでもいいので、地震に向けた対策などを行っていくことが大事だと思います。ぜひとも、命を大事にしていきましょう。

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