
「オートミールでダイエットに成功した!」
こんなことを言うと、毎日きっちり体重を測って、食事のカロリーを計算し、運動も頑張ったように思われるかもしれません。
ですが、私の場合はまったく違います。
身長178cm、当時33歳の男性で、体重は約110kg。
そんな私がオートミールを食べ始め、約半年後の健康診断では約80kgになっていました。
結果としては、およそ30kgの減量です。
しかも、最初からダイエットをするつもりでオートミールを食べ始めたわけではなく、家に余っていたオートミールを捨てるのがもったいなくて、何となく食べ始めただけです。
それが、1か月ほどすると周囲から「どうしたん?」「痩せた?」と聞かれるようになり、自分でも面白くなって続けるようになりました。ちなみにひどい人は「病気した?」と言われるほどに・・・。
この記事では、約110kgあった私が、オートミールをきっかけに約80kgまで体重が減った実体験をまとめます。
なお、オートミールだけを食べれば誰でも同じように痩せる、という内容ではありません。
私の場合はオートミールを取り入れたことをきっかけに、食事の内容や量も自然と変わっていきました。
あくまでも、ひとつの実体験として読んでいただければと思います。
ダイエット前は単純に食べすぎていた
約110kgあった頃の食生活を振り返ると、太っていた理由はかなりシンプルです。
単純に、食べる量が多すぎました。
当時の食事は、おおよそ次のような内容です。
- 朝:パスタ
- 昼:カップ麺
- 夜:おかずと山盛りの白米
筆者自身は食事に重きを置くタイプでしたので、間食や夜食はほとんど食べていません。
当時はランチに出かけたり、飲みに行くという文化がなかった会社だったので、外食も家族で月に1回あるかどうかで、お酒を飲むのも基本的には土日だけでした。そのため、「間食や外食のせいで太った」というより、毎日の主食の量が多かったのだと思います。
朝からパスタを食べ、昼にはカップ麺、夜には山盛りの白米。

今考えると、炭水化物ばかりで、そりゃ太るよなという食生活です。

ダイエットを始めたきっかけは「もったいなかったから」
私がオートミールを食べ始めた理由は、健康診断で注意されたからでも、鏡に映った自分にショックを受けたからでもありません。家にあったオートミールが余っていたからです。

娘の保育園で給食を出していただくのに食品クリアチェック項目というものがあり、そこにオートミールがあったのです。
せっかく買ったのに食べずに捨てるのももったいない。
それなら、とりあえず朝ごはんとして食べてみよう。本当に、そのくらいの軽い気持ちでした。
そのため、最初は体重を毎日測っていたわけではなkったので、当時は何kgまで痩せるという目標もなく、カロリー計算もしていませんでした。
オートミールを食べていたら、いつの間にか痩せ始めていたというのが正直なところです。
1か月ほどで顔やお腹周りの変化に気づかれた
自分では体重を細かく測っていませんでしたが、オートミールを食べ始めて1か月ほど経った頃から、周囲の反応が変わりました。特に、子どもの保育園でよく会う人たちから、
「どうしたん?」「なんか痩せた?」
と聞かれるようになりました。
毎日自分の姿を見ていると、少しずつ変化していても意外と気づかないものです。
しかし、たまに会う人からすると、顔やお腹周りが明らかに変わっていたようです。
そこで初めて、
「あれ? 確かに痩せていってるやん」と自分でも意識するようになりました。

当時履いていたズボンもゆるゆるになってきてた頃ですね。
そこからは、せっかく体重が減っているのだから、食べる量も少し減らしてみようと思うようになりました。最初から強い意志を持って食事制限を始めたのではなく、結果が出始めたことで自然と食事を見直すようになった形です。

約半年後の健康診断で約80kgになっていた
オートミールを食べ始めたのは、3月頃でしたが、その後も毎日体重を測ることはなく、見た目の変化を感じながら生活を続けていました。
そして9月頃に受けた会社の健康診断で、体重が約80kgになっていることが分かりました。
開始時が約110kgだったため、およそ30kg減っていたことになります。
もちろん、毎月何kgずつ減ったのかという正確な記録は残っていませんが、感覚としては4月頃からまわりから「あれ?ちょっと痩せてきた?」という声が出てきましたね。
当時はアプリなどで管理をしていなかったので、「1か月目に何kg、3か月目に何kg」といった細かな経過は紹介できないのですが、少なくとも1か月ほどで顔やお腹周りには変化が出ていました。
そして、半年後の健康診断で約80kgになっていたという流れです。
※当時はダイエット記録を残す目的で生活していなかったため、体重推移のグラフやビフォーアフター写真は残っていません。本記事は、当時の健康診断結果や食生活の記憶をもとにまとめています。
オートミールだけで痩せたわけではない
ここは正直に書いておきたい部分です。
私はオートミールを食べ始めたことをきっかけに約30kg痩せましたが、オートミールだけに特別な痩せる力があったとは考えていません。
実際には、食生活全体が次のように変わっています。
ダイエット前
- 朝:パスタ
- 昼:カップ麺
- 夜:山盛りの白米とおかず
オートミールを食べ始めてから
- 朝:オートミール
- 昼:おにぎり
- 夜:茶碗半分程度の白米とおかず
朝のパスタをオートミールに変え、昼のカップ麺もおにぎりになりました。
夜も、それまで山盛りにしていた白米を茶碗半分程度に減らしています。
つまり、オートミールを食べ始めたことによって、主食の量や食事内容が全体的に変わったのです。
最初からすべてを我慢したわけではありません。
痩せていることを自覚してから、少しずつ食べる量も減っていきました。
そのため、この記事では「オートミールだけで30kg痩せた」というよりも、オートミールをきっかけに食生活が変わり、結果として約30kg減ったと考えています。
実際に食べていたオートミール
私が最初に食べていたのは、日清食品のオートミールだったと思います。これは単純にオートミールをクリアしなければ行けなかったので、適当に選んだものになりますが、お湯をかければすぐに食べれるという便利なものでした。
ただし、当時は商品名を細かく記録していたわけではないため、正確な商品までは覚えていません。選んだ理由も、特別に栄養成分を比較したからではありません。
尚、意識して食べ始めてからはAmazonでライスランドのオートミールが6kgで約3,000円でしたので、それを食べ始めました。

ほとんどの人はオートミールを「まずい」「食べにくい」と酷評しますが、どのように食べているかを聞くと、牛乳をかけて食べており、その甘ったるさが嫌になったと聞きます。その点、筆者は最初からお茶漬けの素で食べていたのが功を奏したのでしょう。
よく食べていたのは、次の3種類です。
お茶漬け風
丼にオートミールを目分量で入れ、お茶漬けの素と水を加えて電子レンジで加熱します。
仕上げにかつお節を入れると、普通のお茶漬けに近い感覚で食べられます。
中華粥風
オートミールに創味シャンタン、水、わかめを加えて電子レンジで加熱します。
最後に紅しょうがを添えると、中華粥のような味になります。
個人的には、この食べ方がかなりハマりました。
和風だし
和風だしで味付けし、かつお節などを加えて食べる方法です。
お茶漬け味、中華味、和風だしをローテーションすることで、それほど飽きずに続けられました。
なお、オートミールや水の量は毎回きっちり測っていたわけではありません。
丼に目分量で入れ、水も全体が浸る程度に加えていました。

ダイエットのために計量すること自体が負担になると続かないと思ったので、オートミールの量も水の量も適当にしていましたね。

平日の食事内容
当時の平日は、だいたい次のような食生活でした。
朝
オートミール。
お茶漬け、創味シャンタン、和風だしなどで味付けを変えていました。
昼
おにぎり。
以前はカップ麺を食べていましたが、オートミールを始めてからは昼食も比較的軽くなりました。
夜
茶碗半分程度の白米と、普段のおかず。
家族と同じおかずを食べながら、白米の量だけを減らしていました。
間食・夜食・お酒
平日は、間食や夜食、お酒は基本的にありませんでした。
休日の食事内容
休日は、平日とは少し食べ方が違います。
朝
休日は遅く起きることもあり、朝食を食べないことが多かったです。
断食を意識していたわけではなく、単純に朝食の時間がなくなるだけでした。
昼
オートミールと、ノンフライヤーで調理した唐揚げなど。
オートミールだけではなく、おかずも普通に食べていました。
夜
うどんやパスタなど。
休日まで徹底してオートミールだけを食べていたわけではありません。
お酒
土日にはハイボールを3杯程度飲むこともありました。
お酒を完全に禁止していたわけではありません。
ただし、毎日飲むのではなく、基本的には休日だけです。

白米を完全にやめなかったから続けられた
ダイエットというと、白米や麺類を完全にやめなければいけないと思う人もいるかもしれませんが、私は白米を完全にはやめませんでした。
平日の夜には、茶碗半分程度の白米を食べてましたし、休日には、うどんやパスタを食べることもありました。
すべての主食をオートミールに置き換えていたら、おそらく途中で飽きていたと思います。
オートミールを食べる日もあれば、白米や麺類を食べる日もある。
このくらいの緩さだったからこそ、無理なく続けられました。
白米とオートミールを半々にするような感覚で、どちらか一方を禁止しなかったことが大きかったと思います。
本格的な運動はしていない
約30kg痩せたと言うと、ジムに通ったり、毎日ランニングをしたりしたと思われるかもしれませんが、ランニングなどの本格的な運動はしていません。
運動と呼べるものは、
- 通勤時に一駅分歩く
- 休日に子どもと遊ぶ
という程度です。
筋トレやランニングを習慣にしていたわけではありません。もちろん、通勤時の徒歩や子どもとの外遊びも、まったく動かない生活と比べれば運動にはなっています。
ただ、少なくとも「毎日厳しいトレーニングをしたから30kg痩せた」という内容ではありません。
私の場合は、運動よりも食事内容と食事量の変化が大きかったと感じています。
つらさを感じず続けられた理由
オートミール生活を続けるうえで、大きなつらさはありませんでした。
その理由は、調理が楽だったからです。
丼にオートミールと水、調味料を入れて、電子レンジで加熱するだけ。
忙しい朝でも作りやすく、洗い物もそれほど増えません。
味についても、
- お茶漬け
- 創味シャンタン
- 和風だし
とローテーションすれば、それほど飽きませんでした。
また、最初から痩せることを目的にしていなかったことも大きかったと思います。
「絶対に痩せなければいけない」
「今日も体重が減っていない」
と考えながら食べていたわけではありません。
余っていたから食べる。
簡単だから続ける。
痩せてきたから、もう少し続けてみる。
このくらいの気楽さだったから、結果的に習慣になりました。
昔のジーパンが履けて、スーツもブカブカになった
体重が減ったことで、見た目や服装にも大きな変化がありました。
まず、お腹が明らかにへこみました。
太ってから履けなくなっていた昔のジーパンも、再び履けるようになりました。
それまできつかったスーツも、約80kgになった頃にはブカブカで、以前はスーツを着るだけでもお腹周りが苦しく、長時間着ているのがつらく感じることがありました。
しかし、体重が減ってからはスーツを着ていても苦にならなくなりました。
写真や体重グラフは残っていませんが、服のサイズ感は明らかに変わっています。
健康診断はD判定からB判定になった
体重だけでなく、健康診断の結果にも変化がありました。
以前は血圧などの数値が高く、総合判定はD判定でした。

自分で言うのもあれですが、まさに「theデブ」という健康診断の結果です。。。
しかし、約80kgになった頃の健康診断では、コレステロール値を除いて正常範囲になっており、総合判定もB判定まで改善しました。
医師からも、
「これだけ体重が減るのはすごい」
と褒めてもらいました。コレステロール値についてはまだ高く、医師からは遺伝的な可能性もあるかもしれないと言われています。
そのため、すべての数値が完璧になったわけではありません。
また、健康診断の結果が改善した原因を、オートミールだけに限定することもできません。
ただ、体重が約30kg減った時期と重なる形で、健康診断の判定もDからBへ改善しました。

現在も約80kgを維持している
約80kgまで痩せたあとも、現在まで大きくリバウンドすることなく体重を維持しています。
今もオートミールは食べ続けています。
特別に「オートミールを食べなければ」と自分を追い込んでいるわけではありません。
朝ごはんはオートミールでいいかな、という感覚です。
調理が楽で、味にも慣れており、体型も維持したい。
そのため、今でも自然に生活の中へ残っています。
もちろん、食べすぎた時期には5kgほど体重が増えることもあります。
それでも普段の食生活に戻すと、徐々に約80kgへ戻っていきます。
個人的には、オートミールを食べているとお通じも整いやすいと感じています。
ただし、これはあくまでも私自身の体感です。
オートミールを食べれば必ず便通が改善する、すぐに体重が戻るという意味ではありません。
私が痩せた理由は、オートミールをきっかけに食生活が変わったから
今回の経験を振り返ると、約30kg痩せた理由は、オートミールという食品ひとつだけではないと思います。
大きかったのは、オートミールを食べ始めたことをきっかけに、毎日の食生活が自然と変わったことです。
- 朝のパスタがオートミールになった
- 昼のカップ麺がおにぎりになった
- 夜の山盛りご飯が茶碗半分になった
- 痩せていることを自覚してから食事量も減った
- 一駅分歩く習慣や、子どもと遊ぶ時間もあった
これらが重なった結果、体重が減っていったのだと思います。
最初から厳しいルールを作っていたら、ここまで続かなかったかもしれません。
白米やお酒を完全に禁止せず、休日にはパスタやうどんも食べる。
それでも、普段の主食や食事量を少し見直す。
私には、このくらいの緩いやり方が合っていました。
まとめ:頑張らなかったからオートミール生活が続いた
私は約110kgあった頃、ダイエットを決意してオートミールを食べ始めたわけではありません。
余っていたオートミールがもったいなくて、何となく朝食に取り入れただけでした。
しかし、1か月ほどで周囲から痩せたことを指摘され、自分でも変化を意識するようになりました。
その後、食事量も自然と減り、約半年後の健康診断では約80kgになっていました。
健康診断の総合判定も、以前のD判定からB判定へ改善しています。
私が続けられた理由は、頑張りすぎなかったからだと思います。
白米も食べる。
休日にはお酒も飲む。
パスタやうどんも完全にはやめない。
それでも、朝食をオートミールにして、普段の食事量を少し減らす。
オートミールも、お茶漬け、創味シャンタン、和風だしと味付けを変えれば、思っていたほど苦にはなりませんでした。
オートミールを食べるだけで、誰でも同じように約30kg痩せるわけではありません。
減量のペースや体調の変化には個人差があります。
ただ、厳しい食事制限や本格的な運動が続かなかった人にとって、普段の主食を一部オートミールへ置き換えることは、食生活を見直すひとつのきっかけになるかもしれません。


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