油を使用せずに唐揚げなどが作れるということで、現在、主婦層に非常に刺さっているキッチン家具「ノンフライヤー」が話題です。油を使用しないので、片付などが非常に楽ではありますが、気になる「電気代がどれくらいかかるのか?」という点。そこで、この記事ではノンフライヤーの電気代は一体どれだけかかるのか?という点であったり、ガスを使って油で揚げた場合のコストと比較してどちらが経済的か?という点についても解説したいと思います。
ノンフライヤーとは?
ノンフライヤーは、油を使わずに揚げ物を作ることができる調理家電です。揚げ物などで必須の油を使用せずに調理できる仕組みとしては、高温の熱風をフライヤー内に循環させ、食材を一気に加熱するため、油を使用しなくてもカリッとした食感を生み出すことができます。なので、「ノンフライヤー」という名称にもあるように、正確には食材を揚げていないということです。ちなみに、以下の記事でメリットなども紹介しているので、ぜひとも参考にしてみてはいかがでしょうか。
ノンフライヤーの電気代は?
揚げ物を油で上げずにしっかりと仕上げてくれるものなので、非常に電気代がかかってくるかとは思います。ちなみに電気代とは使用時間と消費電力(ワット数)をかけたものになるのですが、cosoriの4.7リットルの消費電力は1,230Wです。
電気代の計算式ですが、「消費電力÷1000✕時間(h)✕1kWhの電気単価」になります。
全国家庭電気製品公正取引協議会が定める電力単価が31円なのと、だいたい唐揚げを揚げる際には予熱含めて15分程度かかるので、それに合わせて数式を合わせると・・・。
1,230W÷1,000✕0.25h✕31円=9.53円
ということで、唐揚げを作るのには約9.5円かかってくる計算となります。ちなみにあくまでも電力単価を31円として計算しているのですが、10年ほど前から始まった電力自由化によって、電力会社を変更することで、電気単価をかなり下げることができるってご存知でしょうか?今の電気単価を見直して、格安にしてみませんか?エネチェンジであれば、無料で多くの電力会社と比較することができるので、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
ガスで揚げ物をした際のガス代は?
揚げ物をする際はだいたいが中火にするかとは思いますが、1分あたりのガス代は0.36円と言われているようです。そこで、同じく15分間使用すると計算した場合には、単純に掛け算を行ったら、5.4円となります。
電気とガスを比較した結果
唐揚げを15分間揚げ続けた場合のそれぞれの金額ですが、ノンフライヤーを使用した際の電気代は約9.5円、ガスで揚げ物をした場合は5.4円と4円ほど差が出てきました。
「わずか4円の差なの?」と思われる方も多いでしょうが、毎日のことを考えるとその単価でも大きくはなってきます。
それではなぜ、少しだとしてもエネルギー単価が高いノンフライヤーを使用する人が筆者も含めて、多いのかというと、調理であったり、片付けが非常に楽という点にあります。ガスを使用する場合には火を使用しますが、やはり、熱いです。そして、油がはねた際に火傷であったり、火事の危険性も少しばかりあります。更に、洗い物も油が飛び跳ねたりすると、拭き掃除がセットとなり、非常に手間です。
ただ、ノンフライヤーであれば、食材をバスケットに入れてスイッチを入れるだけで、油ハネであったり、火事や火傷の心配がありません。また、片付けについても油がはねないので、拭き掃除も必要ありません。ただ、バスケット自体が大きなものではあるので、楽とは言えとも少し面倒ではあります。
まとめ
今回は話題のキッチン家電「ノンフライヤー」を使用した場合の電気代であったり、ガスと比較してどのくらいの差が出てくるのか?について解説をしました。実際に計算をしてみると、多少はノンフライヤーの方が電気代としては高くなっては来ますが、それでも片付けという観点から非常に便利であることは間違いないです。
ただ、どうしても電気代が気になるという方に関しては、エネチェンジで電力会社だけではなく、ガス会社も様々なところと比較してみてはいかがでしょうか。会社によっては電力・ガス単価が下がるだけではなく、アマゾンギフト券などの特典もついてくる場合もあるので、一度、比較検討してみてはいかがでしょうか。
コメント