テレビ東京系列で現在放送中の子供向け知育番組「シナぷしゅ」ですが、サジェストにも「シナぷしゅ 打ち切り」と出てくるくらいに打ち切りの噂が出ている番組です。ただ、実際には夕方の再放送枠が終了しただけで、打ち切りの噂は全くのデマな上に、このシナぷしゅは打ち切りになることはない明確な理由があります。
この記事では、なぜシナぷしゅは打ち切りになることがないのかなどを解説していきたいと思います。
シナぷしゅとは？
シナぷしゅとは、テレビ東京系列で2020年からレギュラー放送されている番組で、0歳から楽しめる知育番組です。毎月、テーマにあった楽曲を毎日放送する「つきうた」のような歌のコンテンツをはじめ、絵本、パペット動画といった様々なコンテンツが赤ちゃんが飽きないように1コンテンツ2分程度で収められている番組です。2023年は総動員数16万人を超えた映画「シナぷしゅ THE MOVIE ぷしゅほっぺにゅうワールド」の全国ロードショーや、「ぷしゅソングフェス」という 音楽イベントを開催していました。
また、2024年には昨年上映した映画のアンコール上映、9月からは全国5都市を回る音楽イベント「ぷしゅソングフェス」としてツアーも開催されます。ますます勢いに乗るこの番組の詳細は以下の記事で紹介しています。
シナぷしゅの打ち切りの噂とは？
実は、シナぷしゅには打ち切りの噂が出ていたことはご存知でしょうか？シナぷしゅのプロデューサーの飯田Pが否定をしていますが、なぜ、そういった噂が出ていたのかに関しては、以下の記事をご覧ください。
シナぷしゅが打ち切りにならない理由とは？
子供向け番組の劇場版としては異例の16万人動員し、上映から1年後にアンコール上映も達成したシナぷしゅですが、実は2021年時点のデータしかありませんが、視聴率としては0.4％と普通の番組であれば即打ち切りレベルの数値を記録しています。ちなみにほぼ同時間帯に放送中のNHK教育「いないいないばあっ！」の視聴率は1.3％と3倍の差をつけられています。
では、なぜ、シナぷしゅの視聴率が低いのかというと、視聴率の調査対象年齢にあります。実は調査対象年齢は4歳から99歳までと言われておりますが、シナぷしゅのメインターゲット層は0歳から2歳までの赤ちゃん向けのため、どれだけ視聴されていたとしても対象外のため、視聴率がかなり低い結果となります。
ちなみに視聴率の計測方法としては、国から選ばれた家庭に視聴率を計測する機会を設置し、テレビの電源が入ったタイミングで計測されるものもあれば、ストリーミングなどのオンラインから情報を収取するようなモノまであるようです。
こういった視聴率を計測する方法が年齢の対象外ということもある逆風の中、なぜ打ち切りにならないのか？というのを以下の項目で解説します。
根強いスポンサーがある
シナぷしゅを見ようとすると、毎回、マツケンサンバの衣装を着た松平健が登場する「タマホーム」などのCMが流れます。子どもとしては本編とCMの概念がないので、CMもシナぷしゅの一つのコンテンツとして見るようになります。その結果、他局でタマホームのCMが流れた場合にも、シナぷしゅのコンテンツと認識することで、CMの根深いファンを作り、親へと波及する効果が出てきます。
コラボ展開が強い
現在、野菜生活とのキャンペーンを行われていますが、そういった食品以外にもg.u.やしまむらといったアパレル系とのコラボも大きく展開しております。特にg.u.の場合には発売直後に完売続出するといったことが多々あります。
筆者自身も、g.u.のコラボグッズを購入できなかった時期がありましたね・・・。
コア視聴率の高さ
視聴率が低くても打ち切りにならない一番の要因はシナぷしゅ自体のコア視聴率の高さにあります。コア視聴率とは、特定の年齢層にかなり視聴されているというものです。残念ながら、シナぷしゅのメインターゲットである0歳〜2歳までというのは対象外にはなりますが、劇場版の16万人動員であったり、コラボグッズの即日完売といったのを見ると、コア視聴率が高いというのは間違いないでしょう。「
上記の3点のことからシナぷしゅ自体の視聴率が低かったとしても、打ち切りにならない理由です。
最後に
今回は、通常視聴率が低かったら打ち切りになること多いが、シナぷしゅはなぜ視聴率が0.4％しかないのに打ち切りにならないのか？という点について、様々な観点から解説しました。今回紹介したこと以外にも、飯田Pに限らず、テレビ東京自体が「赤ちゃん向けの番組を放送している」というのを大事にしているので、よっぽどの事件が発生しない限りは打ち切りにならないかとは思います。
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