これまでにホストクラブを題材にした作品は多々ありますが、個人的な印象としてはかなり美化をされているような作品が多々ありますが、今回紹介する歌舞伎町のホストクラブを舞台にした「星屑の王子様」という作品は、絵柄や作風などはかなりポップでコミカルに描かれています。ただ、作品をよく読んでみるとかなりエグい展開が多々あり、ホストとホスト狂などのリアルさを垣間見ることができます。
恐らく、XなどのSNS広告で流れてきたのをきっかけにこの記事を読んでいる方が多くいらっしゃるかとは思いますが、実際にどのような作品なのかを紹介したいと思います。
星屑の王子様とは?
「星屑の王子様」は、鳥取県のキャバクラをテーマにした大ヒット作「ヒマチの嬢王」の作者である茅原クレセ先生による漫画で、2022年12月より小学館のWeb漫画アプリ「マンガワン」で連載中です。ポップな絵柄とコメディ要素を交えつつも、作品の主軸は歌舞伎町のホストクラブのリアルな実態にスポットを当てた作品です。主人公のリキヤやレイといったイケメンキャラで人気を得ている部分もありますが、主に華やかなホストの世界ではなく、むしろ違法行為やホストと客の騙し合い、闇営業の実態にスポットを当てた作品として話題を読んでおり、人気を博しています。

本作は、かつてキャバクラ嬢として働いていた作者自身の経験も反映されており、フィクションの枠を超えたリアリティのある描写が特徴的です。そのため、読者からは闇の部分で売掛金を返済させようとするのがウシジマくんに似ていることから、「令和のウシジマくん」とも評され、ホスト業界の裏側を暴く作品として一部では評価されています。
あらすじ
不夜城・新宿歌舞伎町。
引用:https://manga-one.com/viewer/279830
欲望渦巻くこの街にきらめく、愛と狂騒を金に換えるホストと呼ばれる男たちーーー。
空前のホストブームのさなか、ナンバーワンたちの日常は、常識も倫理も超越した事件やトラブルで溢れていて…!?
シャンパンの泡のように刹那的で煌びやかで、時に残酷で狂気に満ちた男たちの生き様を描く、超新宿系サディスティックコメディ・開幕!
物語は、新宿・歌舞伎町にあるホストクラブ「エンペラーファースト」を中心に展開されます。このクラブには、源リキヤと天使レイという二人の“億超え”エースホストが在籍しており、彼らは愛と狂騒を金に換える日々を送っています。彼らの日常は、常識や倫理を超越した事件やトラブルに満ちており、シャンパンの泡のように刹那的で煌びやかながら、時に残酷で狂気に満ちたものとなっています。
ホスト業界のリアルな闇にスポットを当てている
一般的に、ホストクラブといえば煌びやかな世界を思い浮かべるかもしれないですが、本作ではその表面の華やかさの裏に隠されたドロドロとした人間関係や違法行為が容赦なく描かれています。
作中に登場するホストたちは、客に夢を見せるだけでなく、時には借金を背負わせたり(売掛金)、暴力を振るったりすることもある。特に、今作の主な舞台であるホストクラブ「エンペラーファースト」では、「DV先進国」とまで渾名されるほどの過激なものです。

ポップな絵柄であったり、コメディ要素も多々あるのでギャグ寄りの作品なのかな?と勘違いしますが、よく読んでみるとセリフであったり、作中の行動についてはかなりエグいものがあります。
ホスト狂にもスポットを当てている
今作では、ホストだけにスポットを当てているのではなく、ホス狂(ホストに狂った女性たち)の存在も重要な要素となっている。作中では、彼女たちが単なる被害者ではなく、ホストを罠に嵌めたり、詐欺行為を働いたりする場面も描かれている。特に、「めろんみるくてゃ」ことみるてゃは、ホストから金を騙し取るだけでなく、SNSでインフルエンサーを装い、風俗スカウトと組んで売春斡旋を行うなど、悪行を重ねるキャラクターとして強烈な印象を残している。
本作の魅力とは?
この「星屑の王子様」の最大の魅力は、キャラクターの容姿ではなく、ホスト業界のリアルな暗黒面を徹底的に描き出している点にあると筆者は思います。作者自身がキャバ嬢出身ということもあり、単なるフィクションではなく、現実に基づいたエピソードであったり、ニュースで話題になっていた事件なども多々出ており、読者(特に女性)に警鐘を鳴らしている。また、作中ではホストだけでなく、ホス狂たちや業界を取り巻くSNS詐欺など、現代社会に潜む危険な側面も取り上げられている。
当初はコメディ要素が強かったが、物語が進むにつれて、婚約間近の女性がホストに狂って風俗で働き、破談になるなどの救いのないエピソードが増えていき、よりダークな作風へとシフトしている。そのため、「令和のウシジマくん」とも囁かれるほどの社会派作品へと進化している。
「星屑の王子様」を無料で読む方法は?



この「星屑の王子様」は現在、小学館の漫画アプリ「マンガワン」にて毎週木曜日に連載されている作品になります。最新話の1話前までは毎日の無料チケットで読むことが可能ですが、最新話についてもログインボーナスや毎日のミッションで貯める「ライフのかけら」を4つ集めることで無料で読むことができます。



ちなみにこのライフのかけらを4つ集めるのは、2日もあれば可能なので、読むものがなかったとしても、毎日のログインとミッションをこなすだけで最新話まで読むことができます。
最後に
今回は、鳥取県にあるキャバクラをテーマにした大ヒット作「ヒマチの嬢王」の作者である茅原クレセ先生の最新作「星屑の王子様」について、紹介をしました。歌舞伎町にあるホストクラブを舞台にしたリアルなホストクラブの闇をポップかつ、コミカルに描かれた作品となります。
筆者自身は、キャラクターの個性というよりかはエグいリアルなホストの闇の話に惹かれたということもあり、徐々に闇深くなっている今作が非常に楽しみになってきています。ぜひとも、毎週木曜日に無料でマンガワンにて連載されていますので、SNS広告などで興味を持たれた方は一度、読んでみてはいかがでしょうか。
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