現在、SNSといえば、X(旧:Twitter)であったり、facebook、instagramになりますが、15年ほど前に日本国産のSNSの元祖「mixi」を覚えていますか?当時は、既存ユーザーからの招待がなければ参加することができない仕様で、その特別感から大流行したのを覚えています。
筆者も世代の一人です。
今では黒歴史の日記機能であったり、あしあと機能といったのも人気の一つでしたが、当時のfacebookの勢いに飲まれたり、招待性ではなくなったりあしあと機能が無くなったりとmixi自体の改悪が続き、徐々にアクティブユーザーが減っていきました。
それから時が経ち、2024年12月16日にmixiの後継サービスである「mixi2」がロンチされました。今回は、このmixi2がどういったサービスなのかを紹介していきます。
mixi2とは?
mixi2とは、株式会社MIXIが2024年12月16日にロンチしたサービスになります。mixiとは異なり、日記機能であったりあしあと機能はなく、Xやinstagramを意識したようなタイムライン形式となっており、150字まで打てるようになっています。
mixi2の特徴と機能について
mixi2の最大の特徴は、「身近な友人・知人とのつながりを大切にするSNS」であることです。現代のSNSの多くがAIによるレコメンド機能を活用して興味のありそうな投稿を優先表示するのに対し、mixi2はフォローしているユーザーやコミュニティ、イベントの投稿を「時系列順」で表示するというシンプルな設計を採用しています。
「アルゴリズムによる人気投稿ばかりが表示されるのではなく、自分が本当に知りたい人の近況や話題にフォーカスしたい」そんな人にとっては、まさにぴったりのサービスです。
ただ、時系列順ということもあり、特定のフォロワーが多くの人にリプ返していくと、タイムラインがすべてその人で埋まってしまうので、そういうあたりは改善してほしい点かとは思います。
「エモーションテキスト(エモテキ)」とは?
mixi2では投稿のテキストに感情を込めることができる「エモーションテキスト(エモテキ)」という機能が用意されています。これは、文字を大きくしたり跳ねさせたりすることで感情表現を強調できるもので、文章だけでは伝わりづらい興奮や喜び、驚きなどを視覚的に共有できます。たとえば、「やったー!」の文字が大きくなったり、「すごい!」の一部が飛び跳ねるなど、楽しい演出が簡単に加えられます。
さらに、投稿に対しては「リアクション」機能も用意されており、絵文字で手軽に感情を返すことができます。イメージとしては絵文字というよりかは、slackのスタンプみたいな感じでしょうか。尚、このスタンプとは別で「いいね」機能は存在します。ただ、誰にいいね!をされたのかは第三者には非公開で、自分にしか見れないためプライバシーが守られているのもポイントです。
元祖:mixiとの違い
このmixi2とこれまでのmixiとの違いは、日記やあしあとなどのマイページのような機能を持つmixiと、つぶやくをメインにしたタイムライン形式のmixi2という部分です。今のところは主にこの2つが違いとなります。
ちなみにmixiとmixi2は互換性がないため、mixi2を始めるにはmixi2の既存ユーザーからの招待をしてもらうしかありません。
mixi2の始め方は?
このmixi2は元祖:mixiの初期の頃同様に完全招待制となっています。そのため、既存ユーザーから招待をしてもらうしかありませんが、元祖:mixiのように特定の人に招待URLを送るというスタイルではなく、既存ユーザーが全公開するURLにアクセスして、アプリが未インストールの場合はインストール後に参加となります。
恐らく、現在、Xなどで「 #mixi2」と検索したら上記のようなカードが表示されるので、そこから入ってもらえれば大丈夫です。
ちなみにその招待した方は自動的にフォロワーとして追加されます。
アカウントを複数作成が可能!
実はこのmixi2ですが、アカウントを最大3つまで作成することが可能となります。そのため、上記のハッシュタグで見知らぬユーザーに招待してもらうが、実際はもう一つアカウントを作成してそれで運用するということも可能になります。
最後に
今回は国産SNSとしては元祖であるmixiの後継サービス「mixi2」がリリースになった件と、どういった機能が利用できるのか?について紹介をしました。ブルースカイやTHreadsといった打倒X(旧:Twitter)に向けた新たなタイムライン系SNSが複数立ち上がっていますが、このmixi2は生き残ることができるのか?というのが非常に楽しみになります。
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