2023年12月22日に放送される年末の風物詩「MUSIC STATION SUPER LIVE 2023」ですが、2024年にメジャーデビュー30周年を迎えるL’Arc～en～Cielが2年振りに登場します。最近では、どの楽曲を披露するのかは直前まで伏せられていますが、昨今のニーズに応えるべく、事前に演奏楽曲を披露することが多くなっていますが、本日、そのスーパーライブにてラルクは大ヒット曲「READY STEADY GO」と、ラルク史上2番目の大ヒットを記録した「snow drop」を披露することが発表されました。
今回は、それらの楽曲について、解説していきたいともいます。
READY STEADY GO
「READY STEADY GO」とは、2004年2月4日にリリースしたラルクの22枚目のシングルです。その前のシングル「Spirit dreams inside-another dream-」から2年5か月ぶりのシングルとなりますが、「TOUR 200 REAL」から活動停止し、2003年7月に行われた「Shibuya Seven Days」直後から行われたレコーディング期間に制作された楽曲です。
「鋼の錬金術師」の2クール目のオープニングテーマに採用され、当時大ヒットしてたアニメと、久々に復活したラルクという化学反応で大ヒットしました。90年代後半のラルクの活躍を知らない世代の人間にとっては、このREADY STEADY GOでラルクを知ったきっかけになるかと思います。
そのため、リリースから3公演を除いて欠かさず演奏されるほどのライブでは定番曲となっています。
ちなみに演奏していないというのは、初期～中期の楽曲のみを披露するコンセプトの「20th L’Anniversary LIVE-Day1-」と、クリスマスの楽曲をメインにしていた「L’ArChristmas」の両日の3公演になります。
余談ですが、この楽曲がテレビ初披露されたのは、2003年のMステスーパーライブなので、この番組のスペシャルと縁が深い楽曲ともいえるでしょう。
snow drop
「snow drop」とは、1998年10月7日にリリースされた12枚目のシングルです。当時同年7月に「HONEY」「花葬」「浸食-lose control-」の3枚同時リリースでノリに乗っていたラルクが続けて2週連続リリースの第一弾として発売しました。尚、翌週の2段目は「forbidden lover」という楽曲になります。
疾走感のあるポップな楽曲で、ノリに乗っていたラルクにファン以外からも受け入れられる結果となり、114万枚というラルク史上2枚目に売れた楽曲になります。タイトルから連想されるように冬のイメージが強い楽曲ではあるのですが、同じ冬には「winter fall」のイメージが強く、売上の割にはあまり演奏される機会が少ない楽曲です。
作曲を担当したtetsuyaは、作曲時にフランダースの犬を見て号泣し、そこからインスピレーションを得たという逸話もある楽曲ですね。
最後に
2年振りに出演する「MUSIC STATION SUPER LIVE 2023」ですが、メジャーデビュー30周年、2年ぶりの全国ツアー「TOUR 2024 UNDERGROUND」を来年に控えて、活発化しているL’Arc～en～Cielですが、このまま新曲→13年振りのアルバムを期待してもいいのでしょうか？是非とも楽しみですね。
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