新年度2ヶ月目に入った「シナぷしゅ」。5月の「つきうた」は、4月のキラキラした雰囲気とは打って変わって、なんだか不思議でクセになる楽曲が登場しました。

先月のつきうた「FUNKY LUCKY SUPERSTAR」については、以下の記事を御覧ください。

5月のつきうた『かけごえは』について、その魅力と、ミステリアスな制作陣の正体に迫ります!



楽曲はどんな感じ?
テーマは「リズム」。南アフリカ発祥の音楽「アマピアノ」
『かけごえは』は、一度聴いたら耳から離れない、独特のリズムと浮遊感が特徴の楽曲です。
この曲のベースになっているのは、南アフリカのハウスミュージックから派生した「アマピアノ」というジャンル。アマピアノは、ハウスミュージックでありながら、ゆったりとしたテンポと独特のリズムの面白さが特徴です。
歌手(チョコパ)の狙いも「メロディというよりもリズムが大事」、「年齢を超えて同じくいいと思えるものかなと思った」とのことで、赤ちゃんが理屈抜きでリズムに体を揺らしたくなるような、不思議な魅力を持っています。
こんな親子に刺さる!
- 決まったノリの曲より、ちょっと不思議な音楽が好き。
- 赤ちゃんと一緒に、ゆったりとした独特のリズムに浸りたい。
- 「この曲、なんだかクセになる…」と感じている大人の方。
歌手・作詞作曲は「CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN」!
実は超注目株!あの細野晴臣さんのお孫さんも在籍!
このミステリアスな楽曲を手がけたのは、「CHO CO PA CO CHO CO QUIN QUIN(チョコパコチョコキンキン)」(通称:チョコパ)という3人組のアーティストです。
彼らのプロフィールは非常にユニーク。
- 小学校で一度結成し、全員ギターだったため解散。
- メンバーのDaidoさんがキューバのハバナ大学に留学し、現地でコンガのリズムパターン「cho co pa co cho co quin quin」を習得。これがバンド名の由来になっています。
- 2021年に再結成し、パーカッションを軸にした電子音楽で注目を集めています。
そして驚くべきは、メンバーのYuta(細野悠太)さんが、なんと、YMOの細野晴臣さんのお孫さんであること。解説動画でプロデューサーが「(音楽的)偏差値が高い」と語るのも納得の、音楽的バックボーンを持つグループです。
「フジロックフェスティバル」にも出演(2024年)するなど、音楽シーンで今まさに注目されている彼らが、シナぷしゅの「つきうた」を担当したというのは大きな驚きです!
アニメーションは「清水貴栄」さん
「ぷしゅぷしゅ」の生みの親!シナぷしゅのアートディレクター
「この不思議なカエルのCGは誰が…?」と気になった方も多いはず。
このアニメーションを担当したのは、外部の作家ではなく、番組のアートディレクターである清水貴栄さんです。
清水さんは、「シナぷしゅ」の番組立ち上げから参加し、あの「ぷしゅぷしゅ」のキャラクターデザインやロゴなど、番組全体のデザインを手がけている、まさに「シナぷしゅの生みの親」のひとりです。



ちなみにシナぷしゅの過去2作の映画の監督も清水貴栄さんが行われており、飯田Pと同じくシナぷしゅには欠かせないクリエイターです。
「あのEテレの!」清水さんの他の作品は?
清水さんは「シナぷしゅ」以外でも、私たちがお世話になっている番組のアニメーションを多数担当されています。
- NHK「おかあさんといっしょ」
- ♪たいこムーン
- ♪パンはパンでも!?
- ♪うらら
- NHK 連続テレビ小説「ひよっこ」(番組ポスター)
「ひよっこ」のポスターまで担当されていたとは驚きですね!
今回の『かけごえは』のアニメは、解説動画で清水さんご自身が「ジャーニー感」「(カエル人間が)スキップで旅に出てる」、「最後温泉に入りてえなと思った」と語っており、アマピアノの不思議なリズムに乗り、カエル人間がモヤのかかった世界を旅する独特の世界観が表現されています。
最後に
5月のつきうた『かけごえは』は、今注目のアーティスト「チョコパ」の最先端な音楽と、番組の世界観を知り尽くしたアートディレクター清水さんの映像が融合した、非常に「攻めた」一曲でした。
聴けば聴くほどハマるこの「アマピアノ」のリズムで、親子一緒に不思議なジャーニーに出かけてみてはいかがでしょうか。






コメント