毎年、シナぷしゅの12月のつきうたはクリスマスに関連する楽曲が登場していますが、今年も例年に倣ってつきうたでクリスマスソングが登場しました。今回は、2023年12月のつきうたについて解説いたします。
シナぷしゅとは?
シナぷしゅとは、テレビ東京系列で2020年からレギュラー放送されている番組で、0歳から楽しめる知育番組となっています。今回紹介するつきうたのような、歌のコンテンツをはじめ、絵本、パペット動画といった様々なコンテンツが赤ちゃんが飽きないように1コンテンツ2分程度で収められている番組です。
シナぷしゅについての詳細は以下の記事で解説しています。
2023年12月のつきうたは佐伯ユウスケ「グッナっぷ」
2023年最後のつきうたは佐伯ユウスケさんで「グッナっぷ」という楽曲で、今作でつきうたとしては45局目になる記念すべき楽曲となります。「good」という日本語で「いい、良い」という意味と、短時間の睡眠(おひるね)を意味する「nap」を掛け合わせて「いいお昼寝」という意味になります。
テーマとしては、「夢の中は楽しいことでいっぱい」だそうで、アニメーションもポップで可愛らしいものがいっぱいです。
楽曲制作秘話
これまでのつきうたは、飯田Pがつきうたアーティストにオファーを出して、デモ音源を基にアニメーションを作成するというのが一連のフローだそうですが、今回はその逆で、アニメーションを先行して作成し、楽曲を作成してもらったとのことです。
これまでは楽曲を聞いて、そこから影響を受けてアニメーションを制作していくのですが、今回はアニメーションを先に作ってからの楽曲ということなので、アニメーションは大変だろうなと・・・。
尚、今回は2020年8月度のつきうた「とっぴんぱらりのぷぅ」や、2021年9月のつきうた「はてなしはてな?」などのアニメーションを手掛けた「最後の手段」というクリエイター集団が担当されたとのことです。
これまでは志人さんとのコンビがメインで、筆者的には楽曲もそうですが、アニメーションもなーという感じでしたが、今回は非常に好きなテイストのアニメーションとなっております。
クリエイター紹介
今回のグッナっぷを手掛けたクリエイターを紹介します。
佐伯ユウスケ
佐伯ユウスケさんは、1986年生まれのシンガーソングライターで作詞作曲編曲とマルチで担当しているミュージシャンです。関ジャニ∞や西野カナ、嵐、SixTONESといったジャニーズ系のアイドルに楽曲提供したり、自身でも弱虫ペダルや遊戯王といったアニメの主題歌を歌っていたりなど幅広く活躍しています。
最後の手段
「最後の手段」とは、アニメーションやMVなどを手掛けているクリエイター集団の名称です。
最後の手段は、有坂亜由夢、おいたまい、コハタレンの3人からなる、人々の太古の記憶を呼び覚ますのビデオチームです。 2010年に結成。手描きのアニメーションと人間や大道具小道具を使ったコマ撮りアニメーションなどを融合させ、有機的に動かす映像作品を作ります。
引用:https://eizo100.jp/archives/member/saigonoshudan/
アニメーションとしては、モンストの7周年キャンペーンであったり、でんぱ組inc.のツアーアニメーションも担当していました。その他にも皆さんも知っているようなCMも担当されていることが多いらしいです。
ちなみにシナぷしゅでは、飯田Pがこの最後の手段が好きということで、定期的にお願いをしているようです。
最後に
今回は佐伯ユウスケさんが歌う2023年12月度のつきうた「グッナっぷ」を紹介しました。アニメーションはシナぷしゅでもお馴染みのクリエイター集団「最後の手段」が担当していることでも話題になっていますが、これまでは異なるテイストで描かれているのもいいですね。
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