物価高騰の影響が長期化する中、家計に占める食費の割合が大きい子育て世帯において、その影響を強く受けている状況を踏まえ、大阪府はすべての子どもに米や食料品を給付する「大阪府子ども食費支援事業」を2023年3月中旬から実施しています。通称「お米クーポン」と呼ばれるこの事業は所得制限がなく、大阪府に在住する18歳以下の子どもや妊娠中の方が対象となります。
実はこのお米クーポンですが、2024年2月7日に第3弾が行われることが発表され、第2弾よりも給付物品の種類や金額が拡充され、より多くの子どもたちに食費の負担を軽減することを目指しています。この記事では、大阪府子ども食費支援事業の第3弾の概要や申請方法、給付物品の引き換え方法などを詳しく紹介します。
大阪府子ども食費支援事業とは？
「大阪府子ども食費支援事業」は、物価高騰の影響を受ける子育て世帯を支援するために、府内に住む18歳以下の子どもや妊婦に米や食料品を給付する事業です。子ども一人につき、お米購入に使える5,000円分のクーポンか、5,000円相当の食料品セットのどちらかを選べます。
これまでに第1弾、第2弾が実施されています。尚、この事業は通称「お米クーポン」、もしくは「お米ペイ」と呼ばれています。
第3弾の申請期間と使用期間は？
大阪府子ども食費支援事業の第3弾は、2024年6月ごろに実施するということのみで、それ以外についての情報はまだ解禁されておりません。恐らく、6月ごろに使用開始ということは、申請自体は5月ごろに行われるのでは？と推測されます。
また、過去2回分の使用期間は開始日から約3か月間でしたので、恐らく、6月から9月ごろまでの期間で行われると推測されます。
申請方法は？
過去2回の内、どれかで申請を行っていた場合には後日開設される仮登録フォームで名前や住所などを入力すると、データベースにある情報と照合を行い、登録されていればすぐに本登録は完了となります。
また、今回が初めてという方は以下の記事を参考にしてもらえればと存じます。
上記では使用方法なども含めて、記載をしているので、是非ともご覧になってください。
対象者は？
今回の第3弾の対象者は以下のいずれかに当てはまる親になります。
- 大阪府に在住する18歳以下の子ども（平成16年4月2日以降に生まれた者）
- 大阪府に在住する妊娠中の方（令和6年2月7日までに妊娠している証明が必要）
尚、所得制限がないので、上記のいずれかに当てはまるのであれば、是非とも申し込んではいかがでしょうか。
今回のポイント
今回の第3弾について、過去2回分とは異なるポイントがあり、現在判明している部分を紹介いたします。
石川県の特産品と交換！
この事業は、5,000円分のお米のみ購入できるクーポンと、5,000円分の食料品セットのいずれかと交換できるモノですが、今回の第3弾から食料品セットに石川県の名産物が追加される模様です。
第3弾では、1月1日に発生した「能登半島地震」の被災地支援として、石川県産の米やノドグロ茶漬け、金沢カレーなども選べる予定だという。 吉村知事は「現在、石川県大阪事務所と調整中で、石川県からは非常にありがたいという声をいただいています」と話している。
引用：https://news.yahoo.co.jp/articles/dd6974480d0ab1b379e0147239362ce1be228f0b
クーポンと食料品セット、どちらがお得なの？
これまでは5,000円分のお米クーポンと交換するほうが断然お得ではあったのですが、第3弾で石川県の名産物と交換できるということもあり、ここが大きなポイントかもしれません。
被災地支援に加えて、名産物を味わいたいという方には食料品セットの方がいいかもしれませんが、正直、この事業の対象世代は育ちざかりしかいないので、よほど、お米に困っていないという限りはお米クーポンの方がお得かと思います。
スーパーの安売りのタイミングを狙えば、このクーポンで15kg分のお米が買えるのでこれは非常にアドバンテージかと。
まとめ
今回は、今年6月ごろより開始予定の「大阪府子ども食費支援事業」、通称「お米クーポン」、または「お米ペイ」の第3弾について紹介をしました。初回申請は確かに大変ではあるのですが、家計に非常に関わるものになるので、是非とも行ってみてはいかがでしょうか。
また、過去に申請を行ったという方は楽に申請を行うことができるので、特設フォームが公開されたら、忘れずに申請しておきましょう！
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