2024年2月になり、シナぷしゅのつきうたに新しい楽曲が追加されました。ぱっと見は「トムとジェリー」みたいな映像ですが、それに負けないくらいのポップな楽曲となっています。楽曲を提供しているのは「離婚伝説」という「赤ちゃん向けの番組に大丈夫なのか・・・？」とびっくりするバンド名ですが、どういったバンドなのかも含めて紹介したいと思います。
シナぷしゅとは？
シナぷしゅとは、テレビ東京系列で2020年からレギュラー放送されている番組で、0歳から楽しめる知育番組となっています。今回紹介するつきうたのような、歌のコンテンツをはじめ、絵本、パペット動画といった様々なコンテンツが赤ちゃんが飽きないように1コンテンツ2分程度で収められている番組です。昨年2023年は映画公開やフェス開催といったクロスメディア展開が目立った一年でしたが、今年はどういった展開になるのかが非常に楽しみになります。
シナぷしゅってどんな番組？って気になる方は詳細を以下の記事で紹介していますのでご覧ください。
2024年2月のつきうた「ファニーとファンキー/離婚伝説」
2024年2月に追加されたつきうたは離婚伝説で「ファニーとファンキー」という楽曲です。ミディアム楽曲で自然とリズムを取りたくなるようなテンポが聞いていて癖になってきます。シナぷしゅのプロデューサーの飯田Pがたまたまラジオで流れた楽曲にピンと来て、曲紹介に入った際に「離婚伝説」というバンド名から、子供番組にはそぐわないのでは？ということで一度は見送りになったそうですが、バンド名の由来がマイナスイメージではなかったためにオファーをしたとのことです。
ただ、クレジットについては「離婚伝説」というのは強すぎるので、アニメーションを担当されたOcowa氏と合わせて「RIKONDENSETSU」に変更したようです。
離婚伝説とは
離婚伝説とは2022年1月に結成されたバンドで、マーヴィン・ゲイのアルバム『Here My Dear』（邦題：離婚伝説）からバンド名を名付けたとのことです。これまでに5枚のシングルと1枚のEPをリリースしていますが、今回のシナぷしゅのつきうたの起用のきっかけとなった「愛が一層メロウ」を聞くと、シティポップの影響が非常に感じられます。
アニメーション担当：Ocowaとは？
Ocowaとは、3Dアニメーションを活用しセルルックな表現とコミカルな動きで完成させる3Dキャラクターアニメーションを制作しているアニメーターです。手書き風のキャラクターとコミカルな動きで作り上げるキャラクターアニメーションが人気で、日本国内のみならず、海外からも注目を浴びているようです。
尚、Youtubeチャンネルも解説しており、3DCG制作ソフト「Blender」の使い方動画をアップされています。
シナぷしゅ起用のきっかけは、アートディレクターの清水さんがinstagramで発見し、オファーをしたことから始まったようです。
さいごに
今回は2024年2月のつきうた「ファニーとファンキー」について、様々な観点から紹介をしました。子供番組なのにいいのかな？と思える「離婚伝説」というバンドを起用したのはびっくりしましたが、ポップな楽曲とアニメーションで非常に楽しめるのではないでしょうか。
尚、2023年度を締めくくる3月度のつきうたは過去に起用されたつきうたアーティストが再び参加されるようですので、こちらも楽しみですね。
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